<サークル、またはケージ>
寝る場所とトイレが設置できるくらいの広さがあるといいです。
<ベッド>
簡単に洗濯できるものが便利で衛生的です。
<食器>
重さがあって動きにくいものがいいです。
水入れはサークルに付けるタイプの給水器がいいです。
<トイレ&トイレシーツ>
トイレは大きさ、形さまざまです。
ダックスの場合胴が長いので、大き目のトイレが安心です。
シーツをビリビリにする子は網の蓋がついたトイレがいいと思います。
<フード>
子犬の場合は子犬用のフードを食べさせましょう。
子犬の購入先から食べているフード名を聞くといいですよ。
<おもちゃ>
色々なおもちゃがありますが、ロープタイプのおもちゃは歯磨き効果があります。
歯の生え変わり時期は歯茎がかゆくなるので、硬いおもちゃやゴム製のおもちゃがいいと思います。
柔らかい素材のおもちゃは子犬が精神的に落ち着きます。
<首輪・リード>
お散歩の必需品ですね。
その子に合った大きさの首輪を選びましょう。
その他グルーミンググッズや場合によってはヒーターなどを用意するといいと思います。
フードは子犬用のドライフードを1日2回~3回あげてください。
フードの量は子犬により異なりますが、最初は少なめにあげて、足りないようでしたら様子を見ながら少しずつ量を増やしてあげてください。
食べさせすぎると下痢をしますので、糞の状態を見てください。
理想は硬すぎず柔らかすぎず、形ある糞です!
これは私個人の考えですが、個体差や個々の持つ体質もありますが、子犬の頃にしっかりと栄養をとらせないと、食べてもなかなか実にならない子、摂食障害の子になる確率が高いように思います。
個体の大きさは生まれた時にはすでに決まっているそうです。
食べさせ過ぎはいけませんが、その子の必要な量は食べさせましょう。
子犬を遊ばせるときは長時間構いすぎないようにご注意ください。
長時間構いすぎると低血糖を起こす可能性があります(低血糖は子犬が疲れてぐったりとしています)。
低血糖の疑いがある場合は砂糖水などを舐めさせ、すぐに獣医さんへ連れて行ってください。
適切な処置をしなければ死に至る場合もあります。
子犬によっては環境の変化によるストレスから下痢や便秘、食欲不振など、体調が悪くなる場合がありますので、様子を見て獣医さんへ連れて行ってください。
また、お譲りする子犬は健康診断、駆虫、検便をすませておりますが、環境の変化によるストレスなどで虫などが検出されることがありますので、軟便が続くようでしたら検便をお願いします。
夏場、サークルやケージは日陰になるところに置いてあげましょう。
室内でも熱中症になることがありますので、風通しをよくしてあげたり、扇風機、クーラーなどで涼しくしてあげましょう。
子犬の頃のワクチンは、生後2ヶ月頃に初回ワクチン、3ヶ月~4ヶ月に2回目~3回目の接種が必要です。
2回もしくは3回のワクチンが終了するまでは、ワクチンの免疫が十分についておりませんので、他の犬との接触はさせないでください。
獣医さんへ行かれるときはキャリーバッグなどに入れ、他の犬との接触に気をつけましょう。
病院で病気をもらう事もありますので、子犬のうちは特にご注意ください。
狂犬病ワクチンは生後90日と1日から受けられます(動物病院または市区町村が行う接種で受けられます。市区町村の接種を受けたい場合は、日時を動物管理センターなどに問い合わせてみてください)。
混合ワクチンが終わってから狂犬病ワクチンを受けていただくとよいでしょう。
フィラリア予防対策は4月~5月頃からはじめてください。
獣医さんで診察・血液検査を受け、薬をもらってください。
毎月同じ日に飲ませるのが望ましいです。
11月~12月まで続けましょう。
ノミ・ダニ予防は遅くても6月初めまでにははじめましょう。
6月頃からノミ・ダニはとても活発になってきます。
予防には動物病院でフロントラインまたはレボリューションの予防薬を購入することをお勧めします。
ノミ・ダニに沢山寄生されたり、長期にわたり寄生されると、貧血になったり、病気の原因になったりします。
ノミ・ダニは人間も噛みますので気を付けましょう。
大切な愛犬に長生きしてもらうためにも、きちんと予防してあげてください。
犬を迎えるということは、10年以上生活を共にするということです。
共同生活を送る上で、しつけは大切です。
トイレのしつけは犬を迎えたその日からはじめましょう。
寝起き、食事の前後、遊んで興奮しているとき、ハウスから出た直後などにもよおすようです。
個体差はありますが、あまり神経質になりすぎると飼い主様も犬も疲れ、お互いストレスになりますので、のんびりとしつけたほうが上手くいくように思います。
叱りすぎたり、叱るタイミングを間違えると、排泄する事が悪いと勘違いし、隠れて排泄するようになったりします。
上手にできたらちゃんと褒めてあげてください。
生活環境に慣れてきたらはじめましょう。
家族全員がルールを守る。
しつけについて家族でルールを決めましょう。
まず、アイ・コンタクトができるようにしましょう。
しつける単語は短く、家族全員で統一する(ダメ・いけない、すわれ、おて、まてなど)。
子犬の集中力は短いので、1回のトレーニングは10分~15分以内にしましょう。
こちらが要求したことを上手にできた場合は、大げさに褒めてあげましょう!(おやつを利用するのもいいです)
叱るタイミングですが、色々な事をしつける面で共通することですが、タイミングを間違えると犬は何故叱られているかが理解できません。
叱る場合は、悪いことをした直後、失敗した直後がいいです。
覚える早さには個体差があります!
コミュニケーションをとりながら、楽しくしつけ、お互いにストレスのない生活が送れるようにしましょう。
オスではマーキング、メスでは発情期におけるストレスなどの問題行動の軽減や、精巣・前立腺、卵巣・子宮系の病気の予防になります。
手術は若いうちに行う方が病気になる確率が低くなります。
手術を行う適切な時期は生後6か月頃と言われています。
獣医さんにご相談の上、その子に適した時期に行うのが一番だと思います。
病気予防のためにも、また望まれない可哀相なベビーが生まれるのを防ぐためにも、避妊・去勢することをお勧めします。
費用は、性別、病院により異なりますので、かかりつけの獣医さんに相談してください。